にきびが必ず治る薬06

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3219165/

The Potential Role of FoxO1 for Isotretinoin's Sebum Suppressive Effect
イソトレチノインの皮脂を抑制する効果に関して、FoxO1が果たしている潜在的な役割




Isotretinoin is the strongest known sebum suppressive drug for the treatment of acne.
イソトレチノインはにきび治療の際に最も強力な皮脂抑制剤として知られている。

The sebaceous gland is actively involved in lipid metabolism.
皮脂腺は脂質の代謝に積極的に関与している。

Isotretinoin is the most effective retinoid in reducing sebaceous gland size (up to 90%), by decreasing proliferation, disturbing the differentiation of basal sebocytes and suppressing sebum production in vivo.51
イソトレチノインは皮脂腺のサイズを小さくするのに最も効果的なレチノイドである (最大90パーセント)。
この作用はin vivoで基底部にある皮脂細胞の増殖を減少・分化を阻害し、皮脂の産生を抑制することによる。

※retinoid: レチノイド。ビタミンA、レチナール、レチノイン酸などの総称

During isotretinoin treatment a marked decrease of wax esters, a limited decrease of squalene and a relative increase of cholesterol concentration has been detected in skin surface lipids.52
イソトレチノインによる治療の間、皮膚表面の脂質ではワックスエステルは著しく減少し、スクアレンはわずかに減少を示すが、コレステロール濃度は相対的に増加することが判明している。

※sebum: 皮脂。皮脂細胞の脂質滴に由来するワックスエステル・トリグリセリド・スクアレンと、皮脂腺細胞の細胞膜由来のコレステロール・コレステロールエステルから構成される。ワックスエステル/コレステロール+コレステロールエステルの比率は皮脂産生の活動性を示す

squalene: スクアレン。squal はサメの属名から、-ene は不飽和炭化水素を表す。C30の非環式トリテルペン

Oral isotretinoin was also shown to decrease glyceride fraction, whereas the relative composition of free sterols and total ceramides were increased in comedonal lipids.53
また、経口イソトレチノインを投与するとコメド内の脂質ではグリセリド画分が減少した一方、遊離ステロールと総セラミドは相対的に増加したことが示された。

※glyceride: グリセリド (グリセリンの脂肪酸エステル)。皮脂に含まれるワックスエステルとスクアレンはそのまま分泌されるが、トリグリセリドは毛孔内で細胞性・細菌性リパーゼによって分解される。ここでは、トリグリセリドが減少したか、それを分解する細菌が減少したことを示している

※comedo: コメド。尋常性ざ瘡の初期病変。にきび

Isotretinoin exerts pronounced, direct inhibitory effects on proliferation, lipid synthesis and differentiation of human sebocytes in vitro.54
イソトレチノインはin vitroのヒト皮脂細胞に対して、増殖、脂質合成、分化を阻害する明白で直接的な効果を発揮する。

Inhibition of sebocyte proliferation and lipid synthesis were found to be independent mechanisms of isotretinoin activity.55
皮脂細胞の増殖の阻害と脂質合成の阻害は、イソトレチノインが働くメカニズムとは独立していることが明らかになっている。

Eight weeks of isotretinoin treatment downregulated numerous genes encoding lipid-metabolizing enzymes involved in the synthesis of cholesterol, steroids and fatty acids and increased the expression of genes encoding extracellular matrix proteins like collagen and fibronectin.56,57
8週間のイソトレチノイン治療は非常に多くの遺伝子を抑制したが、その遺伝子はコレステロールやステロイド、脂肪酸の合成に関与する脂質代謝酵素をコード化していた。
そして、発現が増加した遺伝子はコラーゲンやフィブロネクチンのような細胞外マトリックスタンパク質をコード化していた。



To understand the sebum suppressive effect of isotretinoin, the inbibtory effects of isotretinoin (1) on sebocyte lipid synthesis, (2) the inhibition of sebocyte proliferation, (3) isotretinoin's effect on sebocyte apoptosis and (4) isotretinoin's effects on sebocyte stem cell homeostasis have to be elucidated.
イソトレチノインによる皮脂の抑制効果は、次のように理解されている。
イソトレチノインは、(1)皮脂細胞の脂質合成を阻害、(2)皮脂細胞の分化を阻害、(3)皮脂細胞のアポトーシスに影響、(4)皮脂細胞の幹細胞ホメオスタシスに影響することによって、皮脂を阻害する。

Evidence from translational research points to the involvement of the FoxO transcription factors FoxO1 and and FoxO3a in all four aspects of isotretinoin action.
トランスレーショナル研究からのエビデンスは、イソトレチノインが作用するこれら四つの面の全てにFoxO転写因子のFoxO1とFoxO3aが関与することを示している。

※translational research: 橋渡し研究
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by travelair4000ext | 2013-06-13 10:20 | 翻訳  

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