にきびが必ず治る薬36

簡単にまとめておきます。





FoxOの作用

・FoxOは男性ホルモン受容体を抑制し (AR, p160↓)、脂質の合成を抑制する

・FoxOは脂質の合成を抑制し (SREBP1c, PPARγ, α-MSH↓)、タンパク質の分解を促進する (アトロジン1, MuRF1↑)

・FoxOは細胞周期を停止させ(p21, p27, p130, Mxi1↑, サイクリンD1, c-myc, Wnt↓)、アポトーシスを促進する (カスパーゼ3, NGAL, IGFBP3↑)

・FoxOは炎症を抑制し (MMP2, MMP9↓)、腫瘍をアポトーシスさせる (p19/Arf, p53, TRAIL↑)

・FoxOは肝臓の糖新生を促進し(PEPCK, G6P↑)、筋肉では糖代謝を抑制して脂質代謝を促進し (CD36, LPL, PDK4↑)、グルコースから乳酸への代謝を促進する (PDH↓)

・FoxOはミトコンドリアの電子伝達系を阻害して脂肪酸のβ-酸化を抑制し (Hmox-1↑, FA, NADH↑)、VLDLの生成を促進し (MTP↑)、末梢でのVLDLの取り込みを低下させる (アポC-III↑)

・FoxOは酸化ストレスを抑制する (MnSOD, カタラーゼ↑)

・FoxOは自然免疫を促進し (ディフェンシン-β1↑)、適応免疫を制御する (IL-7Rα, S1P受容体↑)

・FoxOは視床下部に作用して下垂体ホルモンを抑制し (POMC, CPE↓)、食欲を促進する (AgRP↑, α-MSH↓)



FoxOの誘導

・高GI食品や乳製品によって促進されるインスリン/IGF-1は、Aktを介してFoxOを核から追い出す
 (インスリン/IGF-1とロイシンはmTORC1/S6K1を介してインスリン抵抗性を誘導する)

・FoxOは、インスリン欠乏/インスリン抵抗性/レチノイドによって誘導される
 (グルカゴンもcAMPを介してFoxOを誘導する)



FoxO/レチノイドの効果

・皮脂の抑制
・幹細胞の維持
・いくつかの癌の予防
・抗炎症作用
・活性酸素種の抑制


FoxO/レチノイドによる副作用

・高血糖、高乳酸血症、高トリグリセリド血症
・骨密度の低下
・筋肉の萎縮
・皮膚と粘膜の乾燥、バリア低下、ドライアイ
・脱毛
・うつ病、集中力の低下、自殺傾向
・催奇形性



全体として、mTORC1が細胞活動のアクセルとして働くのとは対照的に、FoxOはブレーキとして働いているようです。
それでは。
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by travelair4000ext | 2013-09-11 15:53 | 翻訳  

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